

プウホヌア オ ホーナウナウ は
ハワイアン村の昔の景色が広がる国立公園です。

ここには、その昔
数世代にわたりKona地区を統治していた王族の住居があり
戦いに敗れた戦士や
Kapu を破った罪人が
逃げ込む駆け込み寺のような場所でした。
あるカフナが
古代ハワイアンの社会に Kapu を定めてから
そのkapu を破った者は死罪となり
そうして罪を償わなければ、神の怒りに触れて
火山の噴火、地震や飢饉などの災いをもたらすと
信じられていたとのこと・・・
ですが、罪人が
このプウホヌアに逃げ込み
カフナから浄化の儀式を受けることで
罪は許され
社会復帰をすることが出来たのです。

ただ、追っ手から逃れ、荒波を泳いで
ここへ辿り着くことは
決して容易なことではありませんでした。

それでも、人々は「自由」を求めて
ここへ集まって来たのです。

王族の敷地とプウホヌアは
Great wall と呼ばれる
高さ約3m、全長約305m もの岩壁で仕切られ
王族の敷地内に
一般人が立ち入ることは禁じられていました。

こちらにある王族の土地には
アリイ(王族)の象徴である椰子の木が多く
専用のカヌー発着場や養魚池があります。
カメハメハ1世の曽祖父であるケアヴェ2世も
かつてこの場所で
暮らしていらっしゃったとのこと・・・
カメハメハ1世が亡くなった後
かプが廃止され
多くのヘイアウが取り壊されましたが
こちらのヘイアウは
カメハメハ王朝との結びつきが強いため
保護され、現存に至ります。
ここは
新しい自分に生まれ変わる波動に満ちた
癒しの聖地と言われています。
静かな波の音と
穏やかな風を感じながら歩いていると
そんな昔の情景が頭に浮かび
忙しい日々の中
どこか薄れがちだった「慈悲」の心が
少しずつ戻り
そして、おざなりになりがちだった
自身の「浄化」へと
繋がっていくようでした。


お昼ごはん日記 5 と中秋の名月




