

ハワイの人々の生活に深く関係している言葉に
Mana(マナ)があります。
フラに携わっていらっしゃる方や
ハワイ好きの方には
ご存じの方も多いことと存じます。

マナは
日本で言うところの「気」に近いものですが
マナの中には
力、エネルギー、オーラ、生命力、超能力、魂など
の意味合いも含まれているため
ひと言では表現しきれない深い意味があると
個人的に理解しております。
そして、マナは
人間だけではなく
この世に存在するすべてのものに宿るものです。
元来は
神が持つ、超自然的な力を意味しており
ハワイ神話に登場する神々は
強いマナを持っていて
魔物と戦う際に
いろいろな姿に変身することが出来たため
命を落としても
何度も蘇生することが出来ました。
身分の高い人や肉体的なパワーを兼ね備えた人には
強いマナが宿り
弱っている人や身分の低い人は
マナが弱いと言われていました。
そのため、強靭な肉体を持ち
リーダーシップを発揮する王族は
マナが強く
神に近い存在と考えられていたのだと思います。

また、さまざまな分野の達人や
その道の専門家、神官
すなわちカフナは
各分野における確かな知識と技術、経験
そして、神々や精霊たちと
対話が出来る超能力を持ち
強力なマナを宿していることが必要でした。
人間のマナは
骨に宿ると考えられているため
遺骨はとても大切に扱われてきました。
この点においても
私たち日本人と共通した部分がありますね。

また、「音」には魂が宿ると信じられているため
ʻOli(オリ)を唱えることによって
エネルギーを動かし
大自然との対話が叶うとされています。
日本にも「言霊」という言葉がありますから
私たち日本人にとっても
少し身近に感じる感覚なのかもしれません。

マナは、神聖な呼吸法によって
他の人に受け継いでいくことが可能であるため
本人はもちろん、その人間関係や
所有物などとの結びつきによって
強まることもあれば、弱まることもある
と理解出来ます。
そう考えると
心豊かに、そして幸せに生きるカギは
モノや環境の選び方にあるのかもしれないと
改めて感じます。


母の日と創世神話




