

フラを学ばせて頂く機会に恵まれ
長い間、フラに携わらせて頂いていることが
大変幸せで
心より感謝の日々です。

フラを学ぶ旅路は果てしなく
私自身は、まだ道半ばでございますが
フラについて、自分なりに感じているのは
ハワイの人々にとって
hula は
神聖な象徴であり
文化であり
歴史であり
また、生活そのものである
ということです。

hula は「踊り」という意味ではありますが
本来は、踊りのみではなく
それに伴い詠われる唱や
唱える行為そのものなど
フラにまつわる、あらゆる事柄が
「hula」です。
古代ハワイでは
文字がありませんでした。
それは、ハワイの人々が
言葉の表面的な意味だけではなく
その奥に隠された深い波動を
感じ取ることが出来たため
文字を残すのではなく
呼吸、声、身体の動きなどで
その深い波動を伝える方法を選んだのではないかと
感じています。
自然からのメッセージや先祖代々の系図、歴史など
後世に伝えるべき情報はすべて
詠唱(oli)で語り継がれてきました。

一説によると、フラの動きは
「lua」という
ハワイに古代から伝わる格闘技が
元になったと言われています。
lua は、膝を曲げて腰を低くした姿勢で
大地とつながり
hā という呼吸法を使うことで
大自然の波動とのつながりを強めるとのこと・・・
そんな lua の動きから
フラやロミロミの動きが
生まれたと言われています。
2年前、ハワイ島で
lua を拝観させて頂いたのですが
その動きは
シンプルでバランスがよく
とても洗練されていたことを思い出します。

その昔、フラを学ぶことは
とても神聖なことでしたので
Hālauには
様々なkapu (戒律制度・禁忌事項)が
存在しました。
心身を清らかな状態に保ち
不浄なものに接することは避け
あらゆることの内容や本質を十分に理解、表現し
様々な儀式を行うことで
初めて、人前で踊ることが出来るようになったとのことです。
時代が進むにつれて
oli や hula に
日常的な出来事が詠われるようになり
少しずつ、その流れに変化が生じ
現在も、その変化や進化は続いています。
私個人と致しましては
長い歴史の中
ハワイの方々が大切に守って来られた
本来の「hula」について
これからも学び続けることで
その変遷や時代の流れをも受け入れながら
hula の「旅」を続けさせて頂けると
幸いでございます。


お昼ごはん日記 3
こぼれ梅 ~ 大寒




