

今年7月、
あるアーティストの半生をたどる個展が東京で開催されました。
数年前に、そのアーティストのことを知り
とても感銘を受けた方で
その個展にぜひ伺いたい!と思っていたのですが
世の中の状況を鑑みて・・・
とても残念だったのですが、泣く泣く断念しました。
その方の作品を初めて観たのは、四国香川県の直島。
アートの島として有名な直島が大好きで
コロナ禍が収まった暁には
真っ先に、また訪れたい場所のひとつです。
↑ 巨大なゴミ箱のオブジェ。
大きなドラム缶からゴミのようにあふれ出るのは
くしゃくしゃになった大量の新聞紙なのですが
それはすべて、陶器で出来ています。
コチラの作品の作者は
現代美術作家の三島喜美代さんです。
「ゴミばーっかり作ってます」
とおっしゃる三島さんは、御年88歳。
「新聞を紙から陶器に変えたら、
氾濫する情報に対する危機感や不安感を
表現できると思った」
落とすと砕けてしまう陶器の緊張感と
立体としての存在感を生かし
1970年代初頭から、氾濫する情報やごみを
陶器で再現する作品に挑んでこられたとのこと。
インタビューを拝見して
三島さんのお仕事に対するストレートな熱意や誠意、
そして集中力が素晴らしくて
ゾクッとするほどカッコいいなぁと思いました。
今でも、展覧会前には
毎日12時間以上を制作に費やすという三島さん。
お体が動かなくなったら、現代音楽をやってみたいとのこと。
「好奇心、それなくしたらダメです。
それがある限り、(どこまでも)行ける!」
本当にカッコいい(^^)
私も、そんな風に生きていきたいです。
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