

7月を迎え
ロコマイカイ2クラスでは
カヒコの新曲に入りました。
「新曲」と申しましても、こちらの曲は
お教室を始めさせて頂いた約12年前
初めて生徒の皆さまにお伝えした、思い出深いカヒコの曲です。
長い年月を経て、振り付けも解釈も
バージョンアップ!?した内容で
改めて、皆さまと取り組ませて頂くこととなりました。
フラに出逢えた喜びは、長い年月を経ても
決して色褪せることはなく
自分なりに、一生懸命フラに携わらせて頂いてきました。
心より尊敬できる師や仲間とのご縁を頂き
フラにまつわる、多くのことを学ばさせて頂ける環境に恵まれましたこと
改めて感謝の日々です。
皆さまもご存じのことと思いますが
フラでは、それぞれの踊りの内容は
チャントとして伝えられていて
その表面上の言葉の裏には
『 kaona 』という深い意味が隠されています。
ですから、そのチャントの内容を深く正確に理解し
ハワイ語の正しい発音で唱えることで
初めて正しく踊ることが出来ると実感します。
これは、『 ʻuhane 』という
「 顕在意識 」の確認作業だと
個人的に解釈しています。
そして、自分なりにチャントの内容が理解出来ましたら
その内容に合わせて
それぞれのフレーズに感情を込めていきます。
自分の動きを通し
深く隠された内容や感情を表現することで
単なる「振り付け」ではなく
フラの真髄に近付けるような気がしています。
これが、『 ʻunihipili 』という
「 潜在意識 」を確認する作業なのかもしれません。
そして、最後に
目には見えない存在、
先祖や高次の意識とつながることで
パワーを与えて頂き
自身が表現するフラに魂を込めるよう
心掛けています。
正直に申しますと、個人的には
漠然としたスピリチュアルな事象には
ほとんど興味がないのですが
フラに関しては
確信できるスピリチュアルなパワーを
とても大切にしています。
上記が、『 ʻaumakua 』という
「 高次元の超意識 」を確認する作業に該当するのかなぁ、
と思ったりしています。
自分自身にとって
これらの3つの要素を統合して、バランスをとることを
常に心掛け、フラに携わってきました。
でも、未だに出来ていないことが多く(^▽^;)
これから先も、ずっと目指していく道です。
私自身、フラの真髄を語るには
まだまだ未熟すぎて
勉強不足ではございますが
長い年月を経て
同じ曲への新たな出逢いが、また新鮮で
とてもワクワクしています。
曲との出逢いも、人との出会いと同じで
ご縁があってこそ
巡り逢えるものだと感じています。
ハワイの人々が
ずっと大切に守ってこられた『 hula 』
その『 hula 』が、「ハワイのものである」ということは
揺るぎない事実です。
これから先も、決して『 hula 』を汚すことなく
教えに忠実に
そして、感謝と喜びを胸に
大切にしていきたいと、心から思います。
また改めて出逢えた大切な一曲が
更に深い学びへと誘ってくれますことを楽しみに
7月も、夏を楽しみながら
頑張ろうと思います。
今月も、どうぞよろしくお願いいたします。