

昨年の流行語大賞は
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」
初の女性首相として
力強い決意表明をされた
高市早苗首相のお言葉でした。
高市首相・・・きっと、想像が出来ないほど
お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
もちろん、全然面識はないのですが(*^^*)
お身体を大切になさって
手腕を思う存分ご発揮下さるといいなぁ、
と思います。
その昔、ハワイでも
政治の世界でご活躍された女性が存在しました。
ハワイ諸島を統一し、ハワイ王国の誕生へと導いた
カメハメハ大王
西洋の影響もあり
50年で、その政治の幕を閉じることになりますが
その短い期間の中でも
国を支えた偉大な女性が存在しました。
古代ハワイは、多夫多妻制でしたので
カメハメハ大王には
21人の妻がいらしたと言われています。
その中で、カメハメハが最も愛し
強い信頼を寄せていたのは
才女であり、とても美しいカアフマヌ王妃でした。

@カアフマヌ王妃 生誕の地(Maui Hana)
2024年8月
ですが、カアフマヌ王妃は気性が激しく
嫉妬心が強かったため
夫婦間では喧嘩が絶えなかったとのこと・・・
子宝に恵まれなかったため
カメハメハと他の王妃との間に生まれた王子、
リホリホとカウイケアオウリの養母となりました。
そして、カメハメハ亡き後、
リホリホがカメハメハ2世となった際には
カメハメハの遺言通り
kuhina nui(摂政)に就任し
王朝の実権を握ります。
その後、カアフマヌは
カメハメハの時代に絶大な権力を握っていた
kahuna(神官)の弱体化に取り組みます。
それは、女性の自由を確立するためでした。
まずは、kapu制度を廃止し
軍隊により ヘイアウを破壊し
ハワイ古来の「自然崇拝」を否定することで
kahuna の権力が急速に失墜しました。
そして、kapu の廃止によって
自由を手に入れた人々が増え
それと同時に
それまでの社会秩序は崩壊していきます。
カアフマヌは、時代の流れの中で
「 男女平等の社会 」へと
ハワイアンの未来を描いていたのかもしれません。
このような改革が始まった頃と
時を同じくして
初めて宣教師がハワイへやって来ます。
やがて、「自然崇拝」という
古来の精神性を失ったハワイの人々の間に
キリスト教が広まり始めるのです。
カアフマヌご自身も、プロテスタントに帰依し
王族をはじめ、一般市民にも
キリスト教への改宗が加速しました。
その後、宣教師によって
フラが禁止されます。
また、ハワイ語を文字化するため
英語のアルファベットに置き換えただけの
ハワイ文字が作られました。
文字で表現出来ない細かいニュアンスは
単純化され、消失されることになります。
こうして、カアフマヌ王妃の決断と実行により
古代ハワイアンの文化は終わりを遂げ
新しい時代への幕が開けました。

@Maui Hana 2024年 8月
日本でも、邪馬台国の卑弥呼妃や推古天皇
そして、尼将軍として幕府の実権を握られた
北条政子氏など
時代とともに
多様な形で女性リーダーが出現されています。
女性目線から紐解く歴史もまた
違った角度からの発見があり
大変興味深いです。


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