

カウアイ島滞在記⑦ (←クリックしてご覧いただけます)
の続きです。
Kē’ē Beach からルート560を東へ進み、
マイルマーカー9の手前、Ha’ena Beach Parkの向かい側には
Manini Holo Dry Cava( マニニ・ホロ洞窟 ) があります。
こちらは、間口、奥行きともに数十メートルあるドライケーブ(砂の洞窟)で
メネフネの伝説が残されている場所のひとつです。
この付近の海域は、魚がたくさん獲れる場所だったとのこと・・・
そこで、メネフネは採れた魚を
この広い洞窟の中に保存していました。
でも、魔力を持つ悪霊 アクアが
メネフネのいない間にこの洞窟に入り込み
魚を盗み、食べてしまう・・・
ということが、たびたび起こったそうです。
ある夜、盗みを働いていた悪霊 アクアを捕まえようと
メネフネが見張っていました。
そして、現れた悪霊 アクア を捕まえ
ニ度と悪さをしないよう、この洞窟に埋めてしまいました。
洞窟に入り奥へと進んで行くと、
真っ先に目に飛び込んできたのが
奥の壁に見える、こちら↑のニ体の人影のような白い模様でした。
「もしかしたら、閉じ込められたアクアたちかしら・・・」
そんな思いが頭をよぎりましたが
不思議と怖くはなくて・・・
マナーを守り、敬意を表し静かにこの地を訪れた者には
きっと、パワーを与えてくれる・・・
そんな気がして、
とても静かな気持ちでこの地を後にしました。
悪霊 アクア をしとめた功績を称えて、
この洞窟には
メネフネのチーフ、Manini Holo(マニニ・ホロ) の名前が
付けられたとのことです。
1954年の津波の影響で
大量の砂が洞窟を埋めてしまったそうなのですが
今でも深さが約300メートル弱あると言われています。
洞窟の中は本当に深く
外の世界とは隔離されたような
音のない静かな空間が広がっていました。
この場所を訪れて、ふと気づいたこと・・・
それは、
この島を理解するには
車のスピードでは速すぎるかもしれない
ということでした。
レンタカーを走らせ、行きたい場所を訪れてはいたのですが
やっぱり、自分の足で歩き
ゆっくりと時間をかけて、
聖地のひとつ一つに流れる波動と向き合うことで
この島の理解が深まるのかもしれないと。
かけ足で訪れても、そう簡単に胸襟を開いてくれない島・・・
じっくりと時間をかけ、自分の足で確かめ
自然との対話を大切にしながら
存在するかもしれない、カウアイ島の秘密の扉を開けてみたい・・・
そぅ心から思った瞬間でした。
《 続きます 》