

すっかり更新を忘れていました
『 マウイ島滞在記 』・・・(>_<)
;
備忘録として!?
ちょこっとずつ記させて頂きたいと思います(*^^*)
マウイ島滞在記 ① の続きです。
カフルイ空港を出発し、最初に向かったのは
Iao Valley イアオ渓谷。
こちらは、カフルイ湾から約8kmほど内陸に入った
『イアオ渓谷州立公園』地域にあります。
渓谷の入口 右側の山が Mauna Kāne(マウナ・カーネ)
左側の山が Mauna Leo(マウナ・レオ)
Wailuku(ワイルク)からKaahumanu Ave.(カアフマヌ・アヴェニュー)を
山の方へ進むと
イアオ渓谷展望台に到着します。
鋭く尖った山頂は、イアオ・ニードル と呼ばれ
その近くには イアオ川が流れています。
イアオ渓谷は、その昔
アリイ(王族・首長)に愛された場所。
首長とその家族、ハワイ王族のみが
住むことを許された場所でした。
また、こちらの渓谷は
午前中の方がお天気に恵まれる傾向があることから
午前中はアリイたちだけが入ることを許され
お天気が怪しくなる午後になると
それ以外の人が入ることを許された・・・
という時代があったのだそうです。
日本の歴史上でも
いわゆる「お殿様」や「藩主」など
位が高いとされる存在への対応と
どこか似たところが感じられたりもします。
お天気のことを考え
午前中に訪れようかと考えていたのですが・・・
結局、午後に行くことになってしまいました(*^^*)
すると、午前中はお天気だったのに
午後には雲が出て、少し小雨も降って来て。
やっぱり!?・・・と思ったり(´ー`)
・・・・たまたまかもしれないんですけどね(^^;)
以前にブログでも触れさせて頂いたことがあるのですが
カメハメハ1世がハワイ全島統一のため
マウイ島に攻め入った際
こちらのイアオ渓谷で壮絶な戦いが行われました。
その時、イアオ川は
兵士たちの血で真っ赤に染まったと言われています。
渓谷の山肌にある洞窟には
古来アリイたちの亡骸が葬られているとのこと。
それほど川幅も広くないイアオ川は
山の高い場所から流れて来ることもあり
水流に勢いがあります。
美しい川で、楽しそうに水遊びを楽しむ方々を眺めていると
かつての壮絶な戦いが
想像出来ないほどでした。
でも、この場所に近付くほどに
言葉で表現できないような
少し・・・冷たく重い空気感を感じたのは
過去の戦いで亡くなった兵士や
亡骸が眠るアリイたちの精霊が
今も尚、この地に生きているからかもしれないと思いました。
そこへ訪れていらした周りの方々の
口数少なく、静かに立ち去られるお姿が印象的で・・・
ここへ訪れる方それぞれが
何かを感じ取っていらっしゃるのかもしれないと思い
私も静かにこの地を後にしました。
《 続きます》